自社ロゴ制作の裏側
2026/10/21
はじめに
弊社で会社設立時から使い続けてきたロゴをリニューアルしました。
この記事では、完成したロゴだけでなく、途中で生まれたボツ案や採用までの判断も含めて記録に残しています。ロゴの制作やリニューアルを考えている方にとって、実際の進み方をイメージする材料になればと思います。
リニューアルの背景
今回のロゴは、会社設立時から長く使ってきたものです。会社の歩みとともに使い続けてきたロゴを、このタイミングで改めて見直すことにしました。

ヒアリングで整理したこと
新しいロゴは、社名の由来をそのまま形にすることを軸にしました。
社名の「Sunny Gem」は、Sunnyの「太陽」とGemの「珠」に由来しています。ロゴのモチーフとは、ロゴの形のもとになる題材のことです。今回はこの2つのモチーフをどう組み合わせるかが、制作の出発点になりました。

ラフ案とボツにした理由
採用案にたどり着くまでに、方向性の異なる案をいくつも作りました。ここでは、ボツになった案とその理由を紹介します。
案1:珠を主役に、太陽の光が反射するイメージ
最初に作ったのは、珠をメインに据え、太陽の光が珠に反射して輝くイメージの案です。宝石のきらめきで「Gem」を表現する狙いでした。
しかし「もっと太陽をイメージしてほしい」という声があり、太陽を主役にする方向へ見直すことになりました。

案1。珠に太陽の光が反射するイメージ
案2:遊び心を強めた別案
並行して作っていた別案は、「おもしろい」と好評でした。ただ、会社の顔として長く使うロゴにするには、遊びの要素が強すぎると判断して見送りました。

案2。おもしろさはあったものの、ロゴとしては見送り
案3:最後まで残ったが、別のマークに見えた案
最終候補まで残り、採用案と最後まで争った案もありました。ところが「別のマークにも見える」という指摘があり、ボツにしています。

ロゴは、見る人がそれぞれ自由に連想するものです。作り手が意図しない読み取られ方をする可能性がある案は、どれだけ気に入っていても避けるべきだと判断しました。
採用案に決めた理由
最終的には、候補を数案に絞ったうえで社内の多数決をとり、採用案を決めました。

ロゴの見え方や受ける印象は、人によって変わります。作り手だけで決めるのではなく、日頃からロゴを使う社員の意見を集めて決める方法をとりました。

「タイプを変更して採用された新しいロゴ」
仕上げで気をつけたこと
使う場面に合わせて、細部を省いた簡略版のロゴも用意しました。
ロゴをアパレルに展開した際、周りにある小さな珠の部分が擦れてしまうことがありました。細かい要素は、画面上ではきれいに見えても、衣類などの素材では再現しにくい場合があります。
そこで、小さな珠の部分や細い線などを太くし簡略化したバージョンを別に作成し、用途に応じて使い分けられるようにしました。

「左が通常版、右がアパレル向けの簡略版」
まとめ
今回のリニューアルでは、さまざまな媒体での使いやすさを優先してロゴを作りました。制作を通して得た気づきは、次のとおりです。
- 社名の由来など複数のモチーフを使う場合は、どれを主役にするかを早めに決めると迷いが減る
- 意図しない別のマークに見えないか、作り手以外の目で確認する
- 画面だけでなく、アパレルなど物理的な媒体での使い方まで想定し、必要なら簡略版を用意する
- 見え方や印象は人によって変わるため、候補を絞ったうえで複数人の意見を集めて決める
同じロゴでも、見る人によって受け取る印象は変わります。だからこそ、作る過程で多くの人の目を通すことが大切だと感じました。
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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Claudeでのやり取りから本記事を作成し、加筆・修正しております。