ヘッドレスCMS「microCMS」と「Kuroco」の比較検討について
2026/09/29
はじめに
ヘッドレスCMSである「microCMS」と「Kuroco」について調べて比較してみました。
CMS選定でお悩みの方の参考になれば幸いです。
基本情報
| 項目 | microCMS | Kuroco |
| 運営会社 | 株式会社microCMS | 株式会社ディバータ |
| 提供形態 | APIベースのヘッドレスCMS | API中心設計のエンタープライズ向けヘッドレスCMS |
| 主な提供機能 | コンテンツの管理・配信 | コンテンツの管理・配信に加え、会員管理・EC・フォーム・メール配信 |
| 料金体系 | プラン制 | 従量課金制 |
料金体系の比較
microCMS
Hobby / Team / Business / Enterprise の4つのプラン制で、プランごとに利用できる機能が異なります。
| プラン | 主な内容 |
| Hobby | 無制限のAPI呼び出し、最大3名のメンバー、最大5個のAPI |
| Team | Hobbyの全機能+メンバー追加、10個のAPI、CSVエクスポート等 |
| Business | Teamの全機能+権限管理、IP制限、複数環境管理等 |
| Enterprise | Businessの全機能+監査ログ、2要素認証の必須化、SSO(SAML)等 |
Kuroco
従量課金制に加え、毎月の費用が一定になる定額制も用意されています。
初期費用はかからず、1,100円/月の無料料金枠から始められます。
料金の計算例として、公式サイトでは以下が示されています。
- 100万PV/月のメディアサイト:約3.3万円/月(1ページあたりの転送量1MBを想定。主に転送量とキャッシュされたAPIリクエストを利用する想定)
- 会員1,000人の活発な会員制サイト:約2.2万円/月(主にAPIリクエストとメール送信を利用する想定)
機能面の比較
| 観点 | microCMS | Kuroco |
| フィールド設計 | テキスト・テキストエリア・リッチエディタ・画像・複数画像・日時・真偽値・セレクト・コンテンツ参照・複数コンテンツ参照・数字・カスタム・繰り返しなど | コンテンツ定義の「項目追加」で、フィールドを1つずつ設定して追加していく |
| 画像最適化 | imgixベースの画像APIを標準搭載 | |
| 会員機能 | ー | 会員制サイトを構築する機能あり |
| フォーム・メール配信 | ー | アンケート・問い合わせフォーム、メルマガ配信 |
| EC機能 | ー | クーポン・ポイント・定期購入などのEC関連機能 |
| AI連携 | MCPサーバーを提供 | Client API/Admin APIをMCPツールとしてLLMクライアントに公開可能 |
| セキュリティ | IP制限、監査ログ、2要素認証、SSO(SAML) | WAF・DDoS対策の標準搭載 |
| API連携 | コンテンツAPI、マネジメントAPI | REST APIのエンドポイントを自由に作成でき、SwaggerUIでテスト可能 |
メンバー管理の考え方の違い
先ほどのmicroCMSの料金プランに「最大3名のメンバー」という項目がありましたが、実はこの「メンバー」、Kurocoで使われている「メンバー」とは指している対象がそもそも異なります。
- Kurocoの「メンバー」:サイトに登録されたメンバー(会員)の一覧を確認・追加・更新できる機能
- microCMSの「メンバー・権限管理」:Business/Enterpriseプランに含まれる、社内の編集スタッフ向けの権限管理機能
まとめ
- microCMSはコンテンツ配信に機能を絞ったシンプルな構成
- Kurocoは会員機能・EC・フォーム・メール配信までを備えたプラットフォーム型の構成
- 料金はmicroCMSがプラン制、Kurocoが従量課金制という違いがある
- 「メンバー」という同じ言葉でも、扱う対象(社内スタッフのみか、サイトの会員も含むか)が両者で大きく異なる
今回は、microCMSとKurocoの機能・料金を比較してみました。 両サービスとも頻繁にアップデートが行われているため、本記事を公開した現時点での情報と、仕様が異なる場合がある点はご了承ください。
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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本記事は、Claudeでのやり取りから本記事を作成し、加筆・修正しております。